髪の毛のことで気になることの1つに「白髪」があります。
発生年齢(平均で36~7才)や白髪になる場所や量などは、人それぞれ違いますが、対処方法は「染める」のが一般的。
染めるといっても、ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナ、草木染めがあるのですが、同じ染める薬剤を使っても白髪の量で、染まり上がりは違うのですよね。
そこで、ヘアカラーを使った違いを写真で見てみましょう。
白髪の混じった髪を用意。左から白髪率10%、30%、50%。
同じ色のカラー剤を塗布、ラップにくるんで今回は自然放置25分。
染まり上がり。左から白髪率100%、50%、30%、10%。
同じカラー剤ですが、白髪の率が高いほど明るく染まり上がります。
ですので、色のレベル(なりたい明るさ)は、白髪の量によって使う薬剤を変えないといけないのです。
市販の商品で「5レベルの明るさっ」という商品を買っても、Aさんは白髪率90%、Bさんは60%、Cさんは7%だと、染まり上がりは皆さん違い、Aさんが1番明るく染まります。
「5レベルの明るさっ」と書いてあれば、皆5レベルということではありません。
メーカーの基準として、例えば「白髪率100%の人が使うと5レベルだよね」と決まっていると思います。各社基準が同じかと思えば、違っていたりもすると思うので、A社の5レベルとB社の5レベルは基準が違うかもしれません。
なので「同じ5レベルだけどA社のほうが染まるよ」なんてことにも、つながるかもしれませんね。
人は年々白髪の量は増えるもの。ですので、髪処禅では、長く来ていただいているお客様は、同じレベルに保てるように(という希望があれば)、「白髪が増えたかなぁ」と酒井が感じたいり、そんな話があれば、カラー剤の調合を微調整して塗っていたりもしてるのですよっ。
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