「髪の毛を濡れっぱなしにしないで、乾かしてね」と聞いたことありませんか?
でも、毎回、毎回美容室に行って言われていたのでは、嫌になることもあると思います。酒井も毎回は言ってはいませんが、乾かして頂きたい理由があります。
濡れたままだと菌が繁殖し、それにより頭皮が痒くなるとの理由もありますが、今回は髪の話。
髪が一番いい状態は弱酸性〔PH(ペーハー)4,5~5,5〕。水のPHは7の中性です。そして、髪が濡れている状態は、弱酸性よりもやや中性に傾きます。多少の違いですが、一番の安定ゾーンからは外れるので、ダメージを受けやすくなるのですよね。
髪の毛を「
カッパ巻き」に例えると一番外がキューティクル(海苔)、その中がコルテックス(ご飯)、芯であるメデュラ(きゅうり)となっています。
髪が濡れると外側の海苔は、ふやけてめくれます。キューティクルも同じくうろこ状ですが、そのうろこが「濡れると開く」のですっ。
開いた状態(濡れている状態)では摩擦が加わると(寝てて擦れる)、うろこが欠ける恐れも。そして、海苔が薄くなったり、破れたりすることにも。濡れて中性髪は、多少ですが不安定な紙の状態でもあり、それがダメージに繋がります。
ということで、濡れたままの状態は風邪もひくかもしれないのも含め、乾かして頂けたらと。ただ、乾かし過ぎもよくないですが、乾かして海苔(髪)をパリっとさせておいて下さいね。
乾かし方は、特に長い髪であれば、始めに根元に風をあて、あっちやこっちの地肌を乾かします。その後、中間~毛先を乾かします。中途半端の半乾きよりは、濡れてない状態まで乾かして頂けたらと。
「髪を乾かすと、傷むからよくないんでしょ~」という話も聞きます。が、濡れたままのほうがよくないので、濡れた髪が乾く程度であれば平気です。さらには、夜洗うのであれば、明日の髪型の状態が違いますので、濡れたまにしないように、出来る事はちょっとやってみる。続ければ、よりキレイでいられます。、是非、週間にしてみてはいかがでしょうか?。
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