髪処禅の仕事の基本 カット

髪処禅で行っている施術は様々ありますが、
「こんなことに注意して仕事をしています」というご紹介。

新年になりましたのでまた新たに、
初めての方はもちろん常連のあなたも「あ、そうだったんだ」と再確認して頂けたらと。

カット編

最終のイメージを先に頭の中に思い描き、その形になるように髪の毛を正確にキレイに切ることに注意しています。
切り方は最終の形やダメージなどにより、髪の毛が濡れた状態で切ったり、最初から乾いた状態で切ったりと、様々。
クセがあれば、濡れた状態と乾かしてさらに様子を見て切るなど、細かい調整をしています。

そのとき、頭の形（実際に触ったりも）、髪のクセ、顔の形、も考えのカットをし、頭のへこんでいる場所は補正するように左右で長さや角度を変えたりもします。

毛量の減らし方大事でして、ただ何となく減らしているのではありません。

たまに、こんな状態になっているお客様もいらっしゃいます。

中間から毛先が急に量が無くスカスカ。これだと髪が落ち着かなかったり、ハネたりなどして、いいヘアスタイルにはなりません。

場合によっては１度で直らず、半年など時間をかけて、状態を回復させることも。
禅では毛先のみペラペラにならないよう、工夫をしていまして、その１つが、

毛の量が均一になるよう、根元から減らします（イメージ図）。

ただし、普通のすき鋏では、多くの量が取れすぎまして、この方法は使えません。

「フレンチカットグラン」という特殊なハサミを使ったカットをしていまして、髪処禅では７年半前から行っており、認定店となっています。

昔、「毛の量が多く、減らしたいけど、これ以上減らすと毛先ばかりがペラペラに。さてどうしたものか…」と考えていたところ、このやり方を発見しまして、何度も講習会に出て、禅で使っているのでした。

今では普通に使っているので、サイトのようにフレンチカットグランとは、今まで禅で呼んではいませんでしたが、とても重宝するカットの技法なので、多様しています。


さらに詳しくは、前に撮った動画ですが、ご覧頂けたら嬉しいです（ちょっと長く、聞きとりにくい場面もありますが、よければどうぞっ）。

作るヘアスタイルにもよりますが、ハサミも４本～と使い分けもしています。
会話をしながら、何気なくしているカット
実はあれこれ、注意しながら切っているのでしたっ。


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