夕飯を食べながらついていたテレビで、東京の桜が満開といっていた。
少ししか見てないが、綺麗だった。
ここ長野県長野市はまだまだ気配がなく、寒の戻りで寒いです。
以前読んだ本の内容から、
桜は全部下を向いて咲くので中に入り込んで見て、初めて桜も喜ぶのです。
どんな昔の絵を見てもみんな、幹の周りで花見をしている。
花が覆いかぶさってくれるのだから、そこに入ればいいだけ、ゴザをしいて
ごろーんと上を向いて寝ていたら、ふわっと包み込んでくれるので、
あんなにいいものはないのです。
横から見ているのは、ただ見ているだけで味わいがないのです。
桜も早く来てくれって待っているので、その木を囲んで人から離してしまうと寂しがって
しまいます。
桜を見せてもらったときには自然に「ぽんぽん」と幹をたたいてやると、花がなびき、
ふるふるふるっと笑う。その感覚はなんともいえないものがありますね。
佐野籐右衛門
桜のいのち庭のこころ より出典
桜のみかたは人それぞれですが、去年の桜のシーズンが終わってからこの本を読んだので、
今年はなるべく木に近づいて(中に入って)感じてみようっと。
どこの桜を見に行こうかな。
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