髪の毛は表面から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」という3層から
できているのだが(
もう少し詳しくはこちら)、
どれも「ケラチン」というタンパク質が80パーセントを占め残りは、
水分、脂質、メラニン色素、その他で構成されているのだ。
ケラチン
毛や爪などを構成しているタンパク質の一種である「ケラチン」は、
沢山の「アミノ酸」が数珠のように繋がってできている。
そのケラチンを作るアミノ酸は18種類あり、
さらにその割合を調べてみると、「シスチン」が14パーセント〜18パーセントも
この「シスチン」は代表的なアミノ酸であり、
これがないとパーマはかからないのである。
さらに「シスチン」は硫黄を含んでいるので髪を燃やしたり、
焦がしたりすると臭かったりもして。
水分
髪の成分のうち12パーセントは水分が含まれる。
脂質
髪は5パーセントの脂質を含んでいる。
メラニン
肌や髪の毛に色を付けている色素、
東洋人の場合は3パーセントほど。
その他
NMF(天然保湿因子)と微量金属で約1パーセント。
NMFは肌にも含まれていて、水分量を一定に保つ働きがある。
以上で髪は造られている、
自分ではまったく意識しないのに「そうなっている」のだから不思議だね。
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