色の特性を把握

今使っているカラー剤のメーカーから、
少し前に新ラインナップのカラー剤が発売されています。
それは知っていたのですが、
現在は色味が強いビビッド（vivid）系でして、
「色がよく出たるのがいいな」とそのままに。
それでも、
最近気になって新しいカラー剤を入手。
新しいほうが、より考えられていて「髪にもいいのではないか」と
思い始めたのです。

さっそく現在の色と新しい色の違いをチェックしてみました。


毛束に色を塗っていく。
今回毛束は黒髪、白髪両方混じっている物を使用。
１つの毛束で同じ色の系統を塗布していきます。
赤ゴムが新しいカラー、ゴムなしが今までのカラー剤としました。
例えば、
同じ明るさになる予定の（９レベルなら新旧２つとも９レベル）
アッシュ系カラー剤。
今回はアッシュ、グリーン、ピンクで実験。


塗ったら同じ時間だけ放置。

余談ですが、
自分で塗るホームカラーで「時間を置くほど染まる」と考えて、
１時間以上塗ってから放置している人がいます。
その辺の話については、
　→こちらをどうぞ

時間になりシャンプーをして色味のチェックっ。

ピンクはほぼ同じ、アッシュも近い色味、緑は多少違いがありました。
発色度合いは好みなので、良い悪いはありませんが、
使う前にどんな色味になるかは知っていると使いやすいですよね。
ビビット系でなくてもいいかもなぁ…。

今度は実際にこれらの色が使えるお客様がタイミングよくいましたら、
お願いして使わせて頂こうかな。

作業を見ればカラー剤を塗るというのは同じに見えますが、
塗っている物はよりよくなるように、ちょこちょこ実験中。


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温度を測って

赤外線放射温度計なるものを発見しまして、
その瞬間
「これはホットパーマの気になっていたことに使えるぞ」
と閃き買うことに。

２０１５、１１月現在使っているホットパーマの薬剤はとっても髪に優しく、
２年ほど前から試行錯誤を繰り返してはホットパーマを提供しています。
その同じメーカーからの薬剤も進化してさらに出てきまして、
そちらも試しているのですが、
使う機械のことも、もう少し調べたくなりました。

実は機械は前の使っていた薬剤のメーカーのもので、
今の薬剤で推奨されている？機械とは違う物なのです。
もちろん違っていてもパーマはできるのですが、
微調整がなかなか大変なんですよね。

禅で行っているホットパーマは温度の設定を低くしています。
それは温度が高いよりも低いほうが、
髪に負担がかかりにくいのが理由。

髪に負担のない温度に設定してるつもりだけど、
・機械の表示温度と実際のロッド温度はどうなのか？
・時間による温度変化はどうなのか？
・髪に負担をかけないギリギリの温度設定はどうすればより出せるのか？
などなどの検証にこの温度計を利用。


赤外線を出して温度を測る。


時間や温度設定をあれこれ試し中。

新しい機械も欲しいと思いつつ、
今ある物の特性をより掴めば、
さらにいいホットパーマにはなるはずです。
あれこれ試して本当に機械（とロッド）の限界であれば、
また別のメーカー物を買おうかな。


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新しいヘアカラー剤を試す

美容商材メーカーは色々あり、
新しい商品を開発しています。
新商品が出て紹介を受け、
気になった物は入手して試しています。

本日、新しいヘアカラー剤を入手しました。
カラーには、ヘナやマニキュア、ハーブカラーなどありますが、
カラーと言えば「ヘアカラー剤で染まるカラー」のことを指すことが多いです。
それに使う新発売のカラー剤。

日本人の白髪の発生年齢は男性３４歳、女性が３５歳と言われていまして、
出てくるととても気になりますよね。
でも白髪があるからと言って、
暗く染めるよりも、自然に染めたい人は多いはず。

そうなると「髪の色は明るくなり白髪も染まる」カラー剤が必要です。
禅でもなるべくそうなるようなカラー剤を使っていますが、
今回入手したのは、「明るくなりつつ白髪も染りやすい」とのことで検証しました。


色味を出してテストをすることに。


何度か毛束を作って検証。

結果としては、
現在使っているへアカラー剤のほうが明るい状態で白髪が染まると分かりました。
なので、今回は不採用かな。

このような実験はサンプルを入手できれば、
よりいい物を求めて行っています。

より綺麗な仕上がりが長く続くよう、
技術、材料ともに検討中。


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トリートメントと一緒に

髪を染めるカラーリング施述の１つに「ハーブカラー」があります。

黒髪は色はそのまま変わらずですが、
明るくなった髪や白髪に色が入ります。
９０%はハーブでして髪のダメージはありません。
髪が傷むよりはより髪が良くなる、
ついでに毛穴もキレイになるカラーがハーブカラー。

そのハーブカラーはトリートメントとの相性がよく、
ハーブカラー剤を塗布前に髪を湿らせるのですが、
そのときもトリートメントを溶かした水を使用しています。

さらによりいい仕上がりになるようにと、

様々な栄養剤や、トリートメントをミックスして、
ダメージ毛をより良く染められたらと検討中。

色も染めつつ、髪がより良くなればとってもいいですよね。

中には混ぜると分離して全く馴染まないものもあったりと。
主に毛先に塗るハーブカラー剤でダメージがある人に対して実験中。

髪は年々、老化と共に細くなるのですが、
そうなるとダメージもしやすい髪になってしまいます。
長い時間を考えると、より髪に優しい施述は大事ですよね。


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ハーブカラーを幅広く

カラー施述の１つに「ハーブカラー」があります。

内容成分の９０%がハーブ、
残りはケラチン、コラーゲンといった栄養と染料。
ヘアマニキュアのように髪に負担が無く色が入ります。
黒髪を明るくする効果はありませんが、
頭皮から塗れ、塗った頭皮は毛穴がきれいになりつつ、
髪にも栄養が入ります。
ヘアマニキュアよりも地肌から塗れて、
頭皮と髪にいい施述になっています。

主に白髪を染めるカラーに使うことが多いのですが、
最近は根元はヘアカラー、
明るくなっている中間〜毛先にハーブカラーで
色味補充をすることも多くなってきました。
よりダメージなく（というより髪によく）染めることが可能なのですよね。

そこでより幅広くハーブカラーを活用できるよう、
実験をしてみました。


白髪の混じっている毛束を明るくします。


左へアカラーの自然な明るさ、
右ブリーチ剤で金髪を作る。


明るさの違う毛束にハーブカラーをのせて、
発色をチェック。


例えば赤でも土台の明るさが違うと仕上がりの色は違います。
全部同じ明るさの毛束ですが、
入れる色味によっても仕上がりは異なりるのが分かります。

試しておくと、
例えば金髪を希望色にするには、
「赤１にブランウン３の比率で混ぜるといいかも」などのイメージがしやすくなります。

微妙な色味のコントロールの難しいハーブカラーですが、
より髪に良くていい色が出せるよう、
また色々試していきたいと思います。


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パーマの仕上がりがよりいい感じに

髪処禅のパーマ、カラーは、
髪の状態に応じた施術前（中、後も）に行う栄養補給が料金に込みになっています。

他の店のことは全く知りませんが、
その昔働いていた店はどこもプラス料金で髪にいいことをしていました。
でも、髪にダメージのある人が全員「髪に良いコース」にするとは限りません。
髪の状態に合わせた弱いパーマ液を使ったりするのですが、
髪の毛１本の根元、中間、毛先ではダメージ度合いが違うもの。
髪にケアをしつつ施術をしないと、
よりダメージ進行をしてしまう人も出てきてしまうのですよね。

 
髪にいいことを禅では、
パーマをする全員に色々と行っていますよ。

さらにもう半年以上実験しているのが、
 
パーマ液の中により髪に良い物をプラスすること。

ヘアカラー剤にプラスするとよりいい仕上がりになる
お手軽ツヤツヤコース　５５０円（８％税込）
のような感じです。

入れる配合を変えたり、髪質によるチェックを繰り返していまして、
今のところは無料にて行っているのですが、
あきらかに「仕上がり感がより柔らか」に感じます。

まだ実験しているので無料ですが、
お手軽コースのようにプラスとすると、
パーマに組み込んで料金を変更するか、
を検討中。

さて、どうしようかなぁ。


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ホットパーマ実験をまた

とても気に入って使用しているホットパーマ。

髪に対してトリートメントとしても使える薬剤でして、
ホットパーマと名前がありますが、
使っている温度は、
髪のタンパク質を壊さない低温で施術しています。

太いロッドで巻いても通常のパーマよりはカールが出たり、
柔らかい感じに仕上がるのが好きです。

そのホットパーマ、
便利に活用していまして、
施術される人も増えてきました。

施術する回数が増えると、
試したいこともより出てきまして、
実験を。


自分の頭で実験中。

　余談ですが、
　首に巻いているのはシャンプーで昔使っていて、
　今は使っていない物。
　まだまだ使えるのですが、汚れが落ち無くなり使用していません。
　もし欲しい人が居ましたら余っているだけですがどうぞっ。

実験直後はいい感じ、
時間が経過後でどうなるか色々検証していきます。
気になることはちょこちょこ実験して、
よりいいパーマにしていきますよっ。

ホットパーマに興味があり、
禅で１度もホットパーマをしたことの無いあなたは、
１１０００円（税込）のホットパーマを、
通常のパーマ料金の７５００円（税込）でお試しできます。

言葉よりも体験して頂くと、
どんな感じなのか分かりますよ。
求めるスタイルによっては
ホットパーマが不向きな場合もありまして、
できないこともありますが、
試してみてはいかがでしょうか？


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色を出してみる

ハーブカラーで白髪を染めているお客様から
「髪をグレイにしたい」との相談を受けました。

そのお客様は昔はヘアカラーで染めていたのですが、
今現在の仕上がりの色だとハーブカラーでも対応できまして、
そう変更していました。
ハーブカラーは、黒髪の色は明るくならないのですが、
髪に栄養が入り、毛穴をキレイにつつ、
白髪が染まります（ヘアカラーで明るくなっていれば、そこは染まります）。

ですので、グレイにするのには１番はそのままハーブカラーで塗れるといいのですが、
グレイになる色味はありません。
そこで、なるべく髪にいい物で染めたいと考えて、
ヘアマニキュアのシルバーなるものを入手。


白い毛束を使って色味のチェック。
今まで持っていた無彩色の色味をくすませるヘアマニキュアと
入手したブルーシルバーで、
カラーチャートと比べてどうなるかのテスト。


基本的に色の３原色である、マゼンダ、シアン、イエローがあれば、
どんな色味でも混ぜて作る事が可能です。

でもなかなかグレイの色は色味がない無彩色なので、
混ぜても難しいのですよね。

さて、一定時間置いてシャンプーして、乾かして、
チャートと比べてみると、

青いゴムの毛束はグレイっぽく見えますよね。
今まで持っていた色は少し紫っぽく見える。
ただし、PCやスマホで見るのや、
光源の違いや、室内外ではまた違って見えたりはします。
さらに、髪質によっても染まりにくい髪質もあり、
このままの仕上がりではないですが。

ただ、もっと薄く染まるかと思えば、
テストでは許容範囲の染まり上がり。
ダメなら、ヘアカラーでどうにかグレイを、
ダメージをなるべくさせないよう作ろうかと思っていたので（白髪に対して）、
一安心。

ただ、ヘアマニキュアはハーブカラーと違い、
地肌に付かないように塗るので（付くと地肌が染まる）、
ハーブカラーでどうにかならないか実験してみよっと。


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