ショートにホットパーマを

縮毛矯正やホットパーマ（デジタルパーマ）に使う薬剤を新しくしまして、ここ３ヶ月ほど実験を繰り返しています。

ホットパーマの特徴は、太い（大きい）ロッドで巻くと通常のパーマだと乾くとあまりクルっとしないのですが、ホットパーマは太くてもクルっとなりやすいのです。
つまり乾いても大きなカールが作りやすい。

今まではロングでの実験が多かったのですが、ショートでも使えるとよりスタイルの幅が広がり、例えば、乾いてもハリのあるカールを活かして、ボリュームの出にくいトップにボリュームを出したりとかもできそうなんですよね。

そこで、お客様に了解を頂いて、ショートでホットパーマの実験をしてみました。


カット後の状態。


濡らしてカットをして、自然に乾いた状態。

さて、パーマを開始します。


ほぼトリートメントのようなパーマ液を髪質に合わせて混合し、ＮＯ１４３６さんの髪に合ったオリジナルなパーマ液を作って塗布。
塗布したら、そのままロッドを巻いていく。

 
低温で熱を加えて時間を放置。
白い巻いてあるのは断熱パットですが、低温だけに熱くはないよ（実際に自分でも体験済みだから安心）。


ロッドを外したところ。いい感じ。


外してそのまま、今度はハーブカラーを塗っていきます。

このホットパーマの薬剤は、流さなくてもヘアカラーやハーブカラーをそのまま塗ることが可能でして、時間も短縮されますよ。


パーマをし、ハーブカラーをし、シャンプーをした後の常態。
きれいにクルっとしています。

この感じのパーマはセットのやり方１つで、違うスタイルになるのが面白い。


根元をドライヤーで乾かしつつ、手グシで全体を乾かす。
１度見て頂いたのち、軽～く（スケルトン）ブラシを入れた後の写真。
ボリュームと毛の流れが出ていて、いい感じ。

この状態から、下だけカールを出すように、もう１度髪を軽く濡らしてみると、
 
より動くヘアスタイルに。

このようにやり方によって、同じ強さのカールでもスタイルは異なります。

営業中に実験なので、半分実験、半分営業とさせて頂き、ホットパーマ本来は１２６００円（ 税込）しますが、その半分の６３００円でご提供。

今まで１２６００円だったのですが、髪によくて時間も短縮できる実験中の新しいホットパーマは、１００００円に今なら５％の消費税で１０５００円にしようかと思っています。
実際には消費税の変更後の４月から正式にメニュー化し、１０８００円となりそうです（２・１現在）。

今までよりも時間が短縮で提供できる分は、短くなった時間分の料金を差し引くのがスジ。
薬剤のコストはかなり上がっていますので、それもふまえ、もう１度料金は検討します。

ということで、正式にメニュー化されないうちは、今までのホットパーマの半額で、半分実験もかねて提供を続けてみようかと計画中。
３月末までは、お得にホットパーマができますので、よければどうぞっ。


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ショートヘアーのボリュームアップ実験

最近、実験していることが多いホットパーマで、今度はボリュームアップの実験をしてみました。

　
その他の実験については、このブログの左のカテゴリーの実験記録からどうぞっ。

どうしても年々髪の毛は細くなり、ボリュームは出にくくなってきます。
多くの人が気になってしまう状態に対して、太いロットでカールを作るというよりは、ボリュームアップのテストです。

普通のパーマでもボリュームアップはするのですが、よりダメージが少なく、
大きいロッドでもしっかりかかるホットパーマで試してみることに。


パーマ前の状態、営業終了後なので乱れていますが、
実験にも使えるようにと髪を少し伸ばしてきたので、自分の頭でテスト。


薬剤を塗布。


自分で合せ鏡をしながら巻いていく。
余談ですが、パーマを自分にするのは、とっても巻きにくい。何となくの感覚で巻いてます。


熱を加えて時間放置。
ロッドを加温するのですが、営業よりも断熱シートを１枚抜いてその温度感覚もテスト。
お客様が感じるより、さらに温度を感じて熱によるトラブルの元を探ります。


ロッドを加温後、外して冷まし中。
これで薬液を流せばパーマ終了。カラーをするならこの状態のままカラーができます。


ホットパーマ終了後。
カールは多少出る程度のゆるいパーマ、予定通り。
ササっと乾かしましたが、根元が立ち上がりやすくなりました。


横、後ろはパーマ無しの部分的なパーマ。
このブログの記事を読んでないお客様は、酒井がパーマしたとは分からない程度の自然さ。
でもボリュームは出てますよ。うん、いいね。

また髪質によってもボリュームが出なかったり、パーマがかかりにくかったり、取れやすかったりなどなどありますので、さらに実験してみようと思います。

ホットパーマ、スタイルによっては適さないのですが、幅広く色々なところに使えそうですね。


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ホットパーマからハーブカラーへ

ここのところ実験しているパーマ液があります。
そのパーマ液は、パーマとカラー（ヘアカラーにハーブカラー、ヘアマニキュア）の同時施術が可能です。
  
ただし可能と言っても、施術の順序や内容によっては、パーマがだれたり、カラーの色味が薄くなったり、技術の組み合わせが難しかったり、などがありますので、「何でもかんでも可」ではありませんけど。

今回実験したのは、最近実験しているホットパーマとハーブカラーの組み合わせ。この２つを連続でやってみましたよ。


施術前。まずはホットパーマからスタート。

 パーマをかけたい部分にのみ、髪質にあった薬剤を作り、塗布。

ロッドをまいて加温。温度も低温で施術のため、熱くありません。
薬剤も最初の１度しか使わない１欲式、酸性タイプのほぼトリートメントのような薬剤で、後から薬剤をつけないので、頭皮に薬剤が流れて「ゾクゾク」っとする感じが無くて良いとの声を頂いています。

その後巻いていたロッドをはずして、そのままハーブカラーへ。

通常のパーマ液であれば、１度シャンプー台でパーマ液を流すのですが、使用したパーマ液は、パーマ終了後流さずそのままハーブカラーが（ヘアカラーも）可能です。
時間の短縮にもなりますね。


 色が入って、毛先もカール。

従来よりも、(施術内容にもよりますが）同時にカラーもできて、時間も短縮。
ＮＯ５７さん、実験協力ありがとうございましたっ。


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ストカール

昨年の１１月頃から気になってるパーマ液をずっと実験を続けています。

熱を使うホットパーマ（デジタルパーマ）、縮毛矯正、縮毛矯正＋毛先にカールの３つの施術を実験中。

すでにメニュー化してもよさそうな状態でして、１２月にもストレート＆カールの実験をお客様でしていまして、今回はストレート＆カール、略してストカールの第２回目の実験。ネーミングはまた考えますので、とりあえずのストカール。

前回の実験は、特殊なパターンのヘアカラーも同時施術だったので、ストカール単品のメニュー実験をしてみたかったのです。

モデルはお客さんにお願いしまして（NO２７４さんありがとうございましたっ）、ちょうど祝日と月曜休みの日が重なったので、昼間にお願いして実験開始。


モデルさん来店時、全体的にクセがあり、１本１本も～～～なうねるクセ。
 
用意をし、さっそくスタート。
髪質にあった薬剤を調合してつくり、あなたオリジナルの薬剤を作って塗布していきます。

前まで使っていた薬剤も、何度も何度も交換してきた個人的にはなかなか使い勝手のいい薬剤だったのですが、それをはるかに上回る、使い勝手と仕上がりの質感の薬剤に変更し実験中。

薬剤が酸性タイプで髪にも優しいのです。というかほぼトリートメントでかける感じと思って頂けたらと。

縮毛矯正は今までは、ストレートアイロンを使用していたのですが、
 
アイロンを使わない縮毛矯正になり、ブラシを使って伸ばしていきます。

通常の縮毛矯正だとここで固定する薬剤をつけて、流して、終了へ向かうのですが、ブラシで全体を伸ばした後で、

毛先のみに、パーマをしていきます。

このとき熱も以前のホットパーマのような温度ではなく、かなり低温で施術し髪に優しくなっています。
以前も今より温度は高かったのですが、潤うように工夫はしていたのですが、やはり低温のほうが質感が柔らかいのです→今実験中のホットパーマ。


普通にざっと乾かしただけの状態。あえて特にブラシも入れないで乾かした状態の写真。
それでも最初の１枚目とは違いますよね。

縮毛矯正だけでもいいのですが、「より毛先を自然な感じに仕上げたい」「毛先をクルっとさせたい」なんてあなたにはピッタリの施術となっています。

縮毛矯正も不自然な真っ直ぐではなく、自然なストレートとなっています。ダメージも感じません、むしろ柔らかい感じに。
 
またさらに実験をして、より薬剤の特性などを勉強しようと思います。

４月から消費税も上がるので、それにともない料金もしっかり決めようと思います。
時間が縮毛矯正単品でもストカールでも（ホットパーマも）、今までよりも時間が短かく施術がか可能な薬剤でして、その分料金も安く提供できそうです。
薬剤コストは今までよりもかなり上がっていますが、時間が短縮になった分でより沢山の人に提供できたらいいなぁ、と考えてご提供。と言うことで皆様どんどんやってみて下さい、よろしくお願いします。
  
４月までは実験も兼ねる場合は今までの料金の半額で提供しています。半分実験、半分要望を聞いての施術です。

さらに禅の休日や夜間に実験モデルでの来店の場合は無料での施術に。この場合は酒井の思っているカールやストレートの実験になりまして、希望は聞きますが、どちらかと言うと酒井のやりたいことを中心とさせて頂けたらと思います。

ということで、モデルさん募集中です。時間に限りはありますが、興味がありましたら、
コチラまで連絡をどーぞ→[e-mail]


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ストレート＆カール実験

１ヶ月ほど前に新しく知ったパーマ液を仕入れまして、最近どんどん実験しています。

特徴としては、酸性のパーマ液ということ。

髪の毛は弱酸性の性質を持っているので、安定した領域でパーマをかけることが可能。つまり髪にやさしいという訳です。さらに髪の内部に栄養を送り込みながらかけていくので、よりいいのですよね。

そんなパーマ液でできることは、ホットパーマと縮毛矯正と縮毛矯正＋毛先にカールの３つ。

人形ではテストをしたのですが、営業のメニューにするにはもう少し実験が必要。
そこでモデルさんを募集しています。

どの施術でもモデルなのでもちろん無料。ただし、禅の休みや夜に実験をさせて頂いていまして、実験なので多少カールがゆるかったり、クセの伸びが悪いこともあるかもしれませんが、とても優しい薬剤なので、ダメージは心配ありません。
ゆるくてもかけなおしは、また簡単に出来ます（モデルさんは実験なので基本的にはかけ直しは考えていませんが、かけなおしの実験もさせて頂けたらいいかもしれません）。
そんな感じですが協力頂ける、クセ毛の方や、カールができる肩より長い人を１２、２３日現在は募集しています。
またそのうち、ショートも募集するかもです、そのときは宜しくお願いします。

さて本日、実験に協力して頂けるモデルさんにお願いして施術してみました。


施術前。強いクセではないが、ボリュームが出やすく、カラーなど色々していて毛先はダメージがあり乾燥している状態。

カットとカラーも希望でして、今回は「縮毛矯正＋毛先にカール」をしましたが、同時施術は可能です。とはいっても今回のカラーは手が込んでいるのであまり無いパターンですが様子をどうぞっ。

カットをして、

伸びた根元を明るくするカラーから。


さらに根元を塗ったあとで、部分的に明るくするべくカラーを施す。

シャンプー後、
 
縮毛矯正の薬剤を塗布。


熱を加えて時間を放置。この薬剤、熱を加えないと反応しません。反対を言えば薬剤を塗って熱を加えなければ、何も反応しないので、１日置いても傷まないのです。
美容師的には、これって凄いことなんですよね。

薬剤の反応を確かめてからシャンプー、その後

髪を伸ばしていく。今までも縮毛矯正だとここでアイロンを使ってストレートにしていたのだが、この施術ではアイロンを使わない縮毛矯正となっています。
アイロンの高熱を使わないので、髪にも優しく自然なストレートに。


伸ばした毛先に今度はカールをつけるべく、栄養剤をつけロットを巻いていく。


熱をあてて放置。この温度も髪の毛が熱でダメージしないよう、低温での施術。

髪の毛はたんぱく質でできていまして、簡単に説明すると、生卵をイメージして頂けたらと。
タマゴに熱を加えると、ゆでたまごなどになります。熱を加えるほど硬くなりますよね？。
同様に髪の毛を高い熱を加えるほど、髪は熱により変化するのです（熱変性）。
そうならないよう、プルプルのタマゴの状態でいられる温度でパーマをかけることにより、仕上がりも自然になるような施術です。


時間を置いて外したところ。仕上がりだと、こんなにクルクルはしませんよ。


固定する薬剤を塗布。時間を置いたら流すのですが、本日はこのままもう１度カラーに突入。この状態のままでもカラーが可能なのはすばらしい。時間の短縮にもつながります。


部分的に髪を取り出し、今度はアッシュ系の薬剤を塗布。
これにより、もともとの色と先ほど明るくした色、さらにこのやや暗いアッシュ系と１色では出せない色味を作っていきます。


シャンプーした後、濡れているとこんな感じ。






縮毛矯正によりボリュームがダウンしさらに毛先にカールを作りました。

本来はカラー無しで、パーマの実験のみが好ましいのですが、カラーも同時にできるので、それも確認できてよかったです。

まだまだ、実験段階でもっと精度を上げて行かなければと。

「クセがあってストレートにしたいけど、不自然なストレートすぎは嫌」というあなたには、ピッタリの施術です。
毛先のカールの強さはもっとゆるく自然に少し曲げるのも可能ですので、その辺りはお好みで施術可能。

NO１４２６さん、実験に付き合って頂きまして、ありがとうございましたっ。


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温度によるホットパーマのカールの違いを調べよう

髪処禅の施術メニューの１つに「ホットパーマ」があります。

簡単には「普通のパーマ＋熱の力」でパーマをします。
仕上がりがよりクルットし、長持ちもしてくれます。
 
本日ホットパーマをしたお客様は何度かこのパーマをしている方。

使う熱の温度が色々設定できるようになっています。
髪の状態から前回よりも低い温度で施術し、とっても綺麗に仕上がったのですが、
よりいい感じを目指すべく、熱によるカールの変化実験をしてみました。

実験の備忘録としての今回の記事ですが、
「ホットパーマって何？」というあなたは、施術説明も簡単ですが記入しています。
よければ最後までどうぞっ。

 
髪のダメージに応じた栄養補給後、パーマ液（髪の状態に応じた物）を
パーマをかける部分にのみ塗布。

時間を放置後、

髪の状態のチェック。
どれだけ髪の毛の結合が切れているかを、伸ばしたり、巻きつけたりなどをして確認。
どこまで結合を切るかによって、仕上がりが違ってきます。
縮毛矯正やホットパーマでは、とっても大事な確認作業。

１剤をシャンプー台で流した後で、

再び栄養補給をし、目的のカールに合わせて、ロッドを選定して巻く。

 
ロッドにコードをつけ、電源オン。
ロッド自体が暖かくなり髪にも熱が伝わります。

今回の実験はここが重要でして、１本１本温度を変えて、
「熱とカールの強さの関係」を実験するのが目的。


髪処禅のホットパーマはロッドに熱を加えて蒸す熱の当て方。
熱でしっかりと乾燥させるやり方もありますが、
蒸すやり方だと、仕上がりの髪がパサパサしない気がするなぁ。

 
固定する２剤などなどをつけて、時間を放置していく。

時間放置後。

ロッドを外した直後。

使用ロッドは１８ｍｍ。　温度設定、左から、
１３０℃　１２０℃　１１０℃　５０℃　加温無し（普通のパーマですね）。
熱を加えている時間は７分、その後クーリング。


薬剤を流し、タオルドライ後。
熱が高いほど、クルっとしていますよね。

 
ドライヤーで、握るようにやさしく乾かす。

 
ドライ後。
同じ太さのロッドなのに、ここまで違う。

ホットパーマの特徴としては、乾かしてもクルっとすること。

１番右は熱を加えない普通のパーマですが、乾くとダレやすい。

ここが熱の力の恩恵ですっ。

なので、普通のパーマでクルっと感を強めたい場合は、
やや湿らせた髪に、ムースやワックス等をつけて自然乾燥のセットをすると、
パーマが出やすいのですよね。

太いロッドでパーマを巻くと、
普通のパーマはダレやすいですが、
ホットパーマなら大きなカールが可能。
さらに、パーマのかかりにくい人にもおススメです。
パーマの持ちも、普通のパーマより良し。

 
馴染ませてみる。やっぱり違うなぁ。


 左、温度１３０℃　右、加温無し。

温度が高いとクルクルして良さそうそうに見えますが、
温度が高いほど、髪にダメージを与えます。

髪の状態によっては、温度を上げると、バッサバサの仕上がりになります。

さらに、
・１剤でどこまで結合を切るのか？（１剤の放置タイム）
・ロッドの太さの選定、巻く髪の厚み度合い（スライスの厚み）、巻き方
・熱の温度と熱を加える時間調整

などなどを、髪質やダメージ度合い求めるカール度合いにより、
決定しなければいけません。

どの技術もそうですが、パーマも奥が深いんですよね。

より上手くコントロールできるよう、また実験しよっと。


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新たなヘアカラー剤を試す

今使っているメーカーから新たなヘアカラー剤が発表されまして、さっそくサンプルを入手したので、テストをしてみました。

実験記録も兼ねていますので、少々分りにくいこともあるかもしれませんが、「色々実験してるんだなぁ」と流して頂ければと。


真っ白な毛束に塗って色素の濃さをチェック。


黒白混同の髪に塗って、同じ６や９と書いてあるレベルの物で、違いのチェック。


白髪のほぼ無い、人形で明るさの違いをチェック。


白い毛束の染まり具合を、以前のヘアカラー剤と比較し特徴を把握。今までの物より色素が濃くて、白髪に色が入りやすそうかな。


右が染める前。上が箱に６と表記の物、下が９と表記の物。分かり難いですが少しだけ新しく試したヘアカラー剤は、暗く仕上がりました。この特性をつかむのが大事なんですよね。

新しく出た物なので以前よりも、ダメージの軽減、頭皮への負担の軽減、染まりの向上、臭いカット、操作性の向上と良くなっていそうです。

が、同じメーカーですがお互い６と箱に書いてある物でも仕上がりは違い、今まで６のカラー剤のところは今度の物だと７だったり、９のところは９、５（くらいかな）に調節しないと今までと同じ仕上がりにはならないと分る、連動がスムーズではありませんねぇ。

何度も新たなカラー剤が出ると交換を繰り返しているのですが、カラー剤が変われば「この髪ならどのカラー剤を使うのか」の選択も変わりそのチョイスが難しかったりもします。

慣れの問題なのですが研究し、新しくレベルアップしたヘアカラー剤で、いい仕上がりで提供できるようにしていきますよっ。

良さそうなので、徐々に交換していこうと思います。


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リクエストからの実験施術

施術中、様々な髪の相談を受けます。


男性で白髪を自分で染めているお客様。染めた直後はいいけど、色が落ち薄くなった色が茶色に変化してしまう。それが、嫌と。「色が落ちる（薄くなる）のはいいとしても、茶色以外にならないかね～」と、前回相談を受けていました。

それを受けて実験を何度か決行。

電話があり、その後（実験結果は）どうですか？とあり、人工の毛束と人の髪（これも髪質で異なる）では違うので、「あとは実際に塗りながらいい色を（一緒に）作って行きましょう」と。

使うカラーはハーブカラー。頭皮もキレイになり、皮膚への染色も、ヘアカラーの濃い色よりは落ちやすいのです（もみあげとか、顔周りなど特に）。


調合したハーブカラーを塗る。


熱の力も利用し、色を入れていくっ。

ハーブカラーは特に、微妙な色の選定がヘアカラーより（個人的に）難しく、初めての場合は配合が１度ではピシっとは決まり難いのです。

今回は実験施術ですので余計にですが、何度が染めて、結果を見てまた考えるを繰り返し、より希望の色に仕上げていきます。


ハーブカラーの仕上がり。とてもよく染まっている。

が、よく染まっているのはいいのですが、酒井が思っていた以上に染まっています。つまり、色味が濃いのですよね。

もう少し、いかにも染めました黒黒って感じよりは、黒の少し薄めの黒灰（黒グレー）のような感じで、色落ちして行っても、どんどんグレーの薄い色にならないかなぁって思って施術したのです。
そう、薄くなっても茶色系でなく、グレイ系に薄くなりたいのです。

その辺はまた時間が経過しどうだったか？を聞いて、配合を考えようかと。それ以前にもまた実験しよっと。

良く染まっているが、実験施術とはいえ、予定よりもやや濃いので、初めから実験料金でしたが、さらに結果を見て自分で納得がいかなかったので、料金を下げたのでした。

もちろん、実験が終了し、いい色が完成したら、正規の料金は頂きます。それまでは、実験させて頂くのを、サービス料金で協力お願いします。

今回、男性の短髪をハーブカラーで染めてて、いいこと思いつきましたので、それもまた検討してみようと思います。


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